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ピラティスインストラクターに自分は向いている?適性をチェック!

公開日2024.6.17

ピラティスインストラクターに向いているのはどんな人?

ピラティスインストラクター

これからピラティスインストラクターを目指す方の中には、「ピラティスインストラクターに向いているのはどんな人なのか?」「自分にもできるか?」不安な方もいるかもしれませんね。そんな疑問にお答えしていきます!

  • 学習を怠らず最新の技術を習得し続けたい人

    ピラティスの世界は科学の進化と共に、情報が常にアップデートされていきます。よって、日々の学びを怠らず、最新の技術を習得し続けたい人に向いていると言えるでしょう。自分自身の成長を大切にし、常に新しい知識やスキルを取り入れることで、クライアントにより良いサービスを提供できます。

  • 対人でのコミュニケーションが得意な人

    移動時間がかからないオンラインコースという選択肢もあります。受講料も比較的安いため、スクールに通うより気軽に始められます。お近くにスクールがない地域の方や海外にお住いの方も参加できるのが大きな利点です。

  • 健康を保つことに興味関心がある人

    ピラティスインストラクターは、健康に興味がある人に向いています。ピラティスを継続すると驚くほど身体の変化を感じられます。ご自分の体をケアするのはもちろん、他人のサポートもでき、喜んでいただける、大変充実感を得られる仕事です。

  • セラピスト・理学療法士者・医療従事者など解剖学を学んだことがある方

    医療従事者・セラピスト・美容関係者にも適しています。今までの解剖知識に加え、ピラティスのエクササイズ・機能解剖の知識がプラスされ、よりボディワークに詳しくなり、クライアントへ適切な指導が提供できるでしょう。ピラティスはインナーにフォーカスできるので、今までアプローチできなかった部位や解決できなかったクライアントの悩みを解決できるようになるかもしれません。医学的な知識や経験を活かして、安全で効果的なトレーニングプログラムを提供できます。

ピラティスインストラクターに向いていない人の特徴と改善策

ピラティスインストラクター

ピラティスインストラクターに向いていない人とは?どんなタイプの方でしょう。一般的な特徴と改善案もあわせてまとめます。

  • 他人と接するのが苦手な人

    ピラティスインストラクターは、人とコミュニケーションを取ることが不可欠です。コミュニケーションを通じて、クライアントから身体の状態やリクエストを聞き、クライアントに合わせたエクササイズ指導を行い、より良い状態へ導く、そんなインストラクターを目指しましょう。

  • 論理的な考え方を身につけていない人

    パーソナルレッスンの時の流れは、クライアントの体を見て、診断し、仮説を立て、適切なエクササイズメニューを考えて提供する、といった流れです。ピラティスの情報は大切ですが、やみくもにクライアントに提供しても必ずしも効果があるとは限りません。レッスンを理論立ててアプローチできるようになると、大変効率良くレッスンを進められ、クライアントも喜んでくださることでしょう。

  • ピラティスの実践をしない人

    ピラティスは呼吸とともに動き、インナーマッスルにある細くて長い筋肉を刺激して軸の安定した機能的な体を目指します。しかし、なかなか最初は上手くできません。上手くできないとピラティスのマシンを使った筋トレになり、本来のピラティスをクライアントに伝えられません。クライアントにピラティスを伝えるために、まずご自身でピラティスの練習をして、体の変化を体感することがとても大事です。資格取得後もご自身で実践し続けることを心がけましょう。

ピラティスインストラクターのおすすめの働き方

ピラティスインストラクター
  • 学び続けたいなら安定雇用の正社員

    正社員として働く場合、インストラクター業以外にも、スタジオ運営に携わる仕事など、多岐に渡って行え、そのやりがいはとても大きいものです。また、一緒に働く仲間や顧客との関わりを通じてコミュニケーション能力やリーダーシップなども身につけられるでしょう。資格を取得し、未経験から正社員で仕事をする場合は、研修が充実しており、熟練した先輩が多くいる会社を選ぶことが大切です。

  • コミュニケーションに自信がないならオンラインインストラクター

    最近では、オンラインでのフィットネスサイトへの需要が高まり、生徒数は増加傾向です。オンラインで教えられるピラティスインストラクターの募集求人も増えています。 メリットとして、オンラインのインストラクターはスタジオへの移動がなく自宅でお仕事ができます。単価は、30分1,000円から、1時間2,000~などスタジオレッスンよりは少し安いことが多いようです。

  • リハビリテーションの現場に取り入れる

    米国では理学療法士のほとんどがピラティスを学んでいます。日本国内においてもピラティスマシンを取り入れている病院・クリニックも増えてきました。リハビリテーションに関わる仕事の方でしたら、今行っているリハビリにピラティスを取り入れてみてはいかがでしょうか。マシンがなくても小物(ボールやリング、バンドなど)を取り入れて、マシンに似た感覚のピラティスを提供できます。

  • スケジュールに柔軟性を持たせたいならフリーランス

    ピラティスインストラクターのフリーランスとして働く場合は、ピラティススタジオやフィットネスクラブと1クラスごとの委託業務を契約します。 1クラス(約60分)の単価は、3,000円~5,000円が相場といわれており、自由度が高く独自にクラスを運営できることがメリットとなります。 ただし、フリーランスの場合は、収入はクラスの人数や料金によって左右され、不安定な場合もあることを考慮しましょう。

ピラティスインストラクターがスキルを高められる資格5選

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  • Balanced body

    最初に「ムーブメントプリンシプル(動きの原則)」というクラスでピラティスに必要な基礎解剖・運動学などを学ぶので安心して参加できる。エクササイズは“ニュートラル”でさまざまなバリエーションを学び、幅広いクライアントに対応できるようになります。

  • BASIピラティス

    たくさんあるエクササイズをわかりやすくファイリングした“ブロックシステム”というプログラミングが最強です。レッスンプログラムに迷った時でもこの“ブロックシステム”の考え方でレッスンを進めると、全身が機能的に整います。

  • Peak Pilates

    ジョセフピラティス氏の伝統的なピラティスの手法を尊重しつつも現代的なアプローチを採り入れており、幅広いクライアントに対応できるスキルを身につけられます。

  • Polestar Pilates

    機能改善やパフォーマンス向上に期待されるピラティスを幅広い層に提供し、姿勢矯正や体の機能改善を促進します。マシンごとにコースが設定されているので、マイペースに1つずつステップアップできます。

  • ファンクショナル ローラー ピラティス

    理学療法士が考案したフォームローラーを使った日本初のピラティス団体。 解剖学・運動学の理にかなったメソッドで、フォームローラーとマットを使って、キッズからシニア、アスリートまで、どこででもどなたでもエクササイズを提供できるようになります。

ピラティスインストラクターに向いている人?自分の適性をチェックしよう

ピラティスインストラクターになる上で、年齢や運動経験の有無はそれほど重要ではありません。大切なのは、あなたの内に秘めた情熱です。その情熱を信じ、行動に移すことが大切。きっと新しいチャレンジと共に素晴らしい成果を手に入れることができるでしょう。

この記事を書いたのは…

  • 奥畑 奈美

    Writer

    奥畑 奈美

    株式会社ZENPLACE、年間200本の講座を運営するアカデミー事業部にて、ピラティスやヨガ、ボディワークに関するセミナーの企画、運営に携わり多くの講師・インストラクターと交流。 ピラティスとwell-beingの普及に尽力、専門誌にも寄稿。幅広い知識で多方面から最新の健康情報を発信し続けています。